省エネ・エコ

省エネ・エコ

「ファースの家」快適性能

ひとつひとつが大きな効果に。
環境や家計にうれしい、省エネ・エコ機能。

湿度調整がしやすい、エネルギー効率が良い、燃焼ガスが発生しない、CO2の排出を抑えるなど、機能面・環境面ともに多彩なメリットがあるエコ電化仕様を採用しています。気密・断熱に優れ、適温適湿※でさわやかな“健康空気”を逃さず、エコ電化ならではのムラの少ない暖かさや涼しさがすみずみまでゆきとどきます。空調(エアコン)や給湯(エコキュート)には、空気中の熱を有効活用できるヒートポンプ機器を採用しています。

※快適・適切な温度や湿度の感じ方には個人差があります。

エアコンをメインとした輻射熱冷暖房

高機能エアコンと「ファースの家」の性能・機能・構造体の融合で、
快適性と省エネ性を兼ね備え、資源を無駄にしない、
今の時代に最も適したエコ冷暖房住宅。

「ファースの家」では、天井裏に設置するエアコンをベースとし、輻射熱冷暖房を行います。
エアコンの機能とファース専用部材により、湿気に含まれる熱量(潜熱という)を除去して調湿・空気循環できる仕組みを作ることで、室温をあまり上下せずに冷暖房ができます。
省エネになるだけでなく、風を身体に直接あてる冷暖房より身体に負担をかけにくい穏やかな心地よさがあり、室内に温度差ができにくい輻射熱冷暖房の居住空間を実現します。

エアコンの稼働は基本的に連続運動が基本となり、暖房時はエアコンからの暖気を床下に送り込み、床下からの輻射熱と構造体(柱・梁・土台など)や蓄熱材に熱を蓄えさせることで、家全体を暖かくそして温度ムラを少なくさせ、エネルギーの消費を抑えることができます。

冷房時は天井裏をメインに冷やし、天井からの輻射熱と循環空気の温度を下げることによって、下階を快適な温度に保つようにします。

エアコンは光熱費が高くなると思われがちですが、高気密・高断熱で外気の影響を受けにくく、効率の良い全館冷暖房の環境下では、そのようなことはありません。

一気に冷暖房を行おうとするとたくさんのエネルギーを消費するため、近年普及している省エネタイプの高機能エアコンで、一度調整した冷暖房の効果をキープし続ける方が、エネルギー使用量を節約できます。

エアコンの性能はAPF(通年エネルギー消費効率)で比較することができ、APFの数字が高ければ高いほど、エアコンの性能および省エネ性能が高いということになります。

エアコン輻射熱冷暖房の仕組み

高機能エアコン+ファース工法性能・構造=快適エコ冷暖房住宅

―「ファースの家」推奨 エアコン(省エネ)輻射熱冷暖房―

「ファースの家」では、天井裏にエアコン(壁掛けタイプ)を設置する輻射熱冷暖房を推奨しております。
夏場はエアコンルーバーを水平にして冷風を吹き出します。天井裏の温度を冷やすことで、下降する冷気によって下階の温度を下げます。
冬場はエアコンルーバーを下方にしてミキシングホッパーの口に温風を吹き出し、サイクルファンによって床下まで暖気を送り込み、1階床下を暖めることで床面からの輻射熱によって室内温度を上昇させます。
床下温度がほぼ一定の暖かさになるため、方位や間仕切りを問わず、玄関・居間・キッチン・トイレ・脱衣所など全ての部屋が温度差の少ない暖房空間となります。
天井裏+リビングにエアコンを設置することで、季節に応じた効率の良い冷暖房運転を行うことができ、省エネとエコに貢献します。

天井裏のエアコン設置状況
暖房 天井裏から暖気を床下に送り込み 構造体を温める
冷房 天井裏を冷やし 輻射熱で下階の温度を下げる